国民1人当たり10万円給付

こんにちは。ヒトビットの齋藤です。

4月16日に安倍首相が、補正予算案を組み替えて、国民一人当たり10万円を一律給付する検討を指示したという報道がありました。

補正予算の成立が前提となりますが、政府は7日に補正予算案を閣議決定20日にも国会に出す予定だったようですが、予算案を提出前に大幅に組み替える必要があり、27日にも提出して早期成立をめざすそうです。まだ、30万円の給付も決まっていなかったということで、更に時間がかかるということです。

所得制限を設けずに国民全員に一律10万円を支給する場合、単純計算で

12兆円超が必要になりますが、30万円の給付策は約1300万世帯を対象にしていたので、約4兆円を想定していたそうです。

予算が大幅に膨らみましたが、本当に必要な人に早く、多くの給付が届くことを第一に考えて対応して欲しいと思います。

個人的には、活動自粛や景気によって収入に影響が出ない公務員や、年金受給者、生活保護受給世帯には今回の給付は必要ないのではないかと思っています。今後、更に事態が悪化した際や、活動自粛解除後の景気対策としての給付を検討してはどうかと思います。

こういった給付金や助成金は自分から申請しないともらえないものがほとんどなので、自動的に入ってくるものと勘違いせずに、忘れずに申請しましょう。

また、中小企業や個人事業主フリーランスを対象とした、持続化給付金もありますので、対象の方は参考にして下さい。こちらも補正予算成立後の受付開始ですが、詳細が決まっていて、給付も早くなりそうです。

https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukin.pdf

経済産業省ホームページより